香川綾(キッチン革命)の生い立ちや現在と計量カップについても

みなさんは計量カップや計量スプーンがない生活を考えたことがありますか?
計量カップや計量スプーンなどがなければ、レシピ通りに美味しい料理を作ることもできず、塩分の多い料理や糖分の多い料理になってしまうかもしれません。

また、自分で作った料理でも目分量でしか作ることができなくなるため、同じ味付けをすることが二度とできなくなるかもしれません。

そんな便利なツールである計量カップ・計量スプーンを開発した香川綾さんについて生い立ちや現在を紹介していこうと思います。

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香川綾の生い立ちや現在について

香川綾さんは、和歌山県の本宮村で警察官の娘として生まれました。
14歳の時に母親が急性肺炎で亡くなったきっかけに医師を志し、和歌山大学を卒業後、東京女子医科大学に入学しました。

大学では、同じ研究室で、夫である香川昇三さんとともに栄養学に取り組み、香川栄養学園や女子栄養大学を創設しました。

1926年には、東京帝国大学医学部の島薗順次郎の元に勤務。医師免許も取得されます。

当時は女医はとてもめずらしかったようです。

1930年に香川昇三と結婚。夫との間には4人の子を授かり、母としても、日本の栄養学の第一人者としても尽力していました。しかし、ご主人は1945年に51歳で亡くなられます。

また、管理栄養士資格の創設に貢献し、藍綬褒章や勲二等瑞宝章などの栄誉を受けました。
1991年には文化功労者に顕彰され、1997年に東京女子医科大学で亡くなりました。

香川綾の子供について

香川綾さんは4人のお子さんがいらっしゃいます。

4人のうち2人は、現在、香川栄養学園を運営されていることがわかりました。

●長女 芳子さん
●長男 靖雄さん
●次男 恒雄さん
●三男 達雄さん

といらっしゃって、香川芳子さんは学長、香川達雄さんは理事長を務めておられます。

他のお二人の情報はわからなかったのですが、漫画香川綾物語 によると、4人の子供たちにも綾の信念は受け継がれています。

との記載が最後にありましたので、学校運営に携わっていらっしゃるのではないかな?と考えられます。

計量カップ・計量スプーンについて

出典:https://www.pref.saitama.lg.jp/a0314/tv/imatama03-7.html

家庭で料理をする際に、適切な栄養バランスを保つことはとても大切です。

彼女は、家庭で調味料の使用量を測定するための計量スプーン・計量カップを考案しました。
これらの道具を使うことで、塩分の摂取量をコントロールすることができるだけでなく、正しい味付けをすることができます。

また、料理のレシピを作る際にも、具体的な量を伝えることができ、料理の製法が分かりやすくなりました。

この発明により、家庭での料理において、栄養バランスを保ちながら、美味しく作ることができるようになりました。

香川綾の功績について

出典:https://www.mikumano.link/?tag=%E9%A6%99%E5%B7%9D%E7%B6%BE

彼女は、食事における栄養バランスの重要性を主張し、女性たちの健康をサポートするために尽力しました。

創設に関与した女子栄養大学は、女性の栄養に特化した大学で、栄養学部の設立にも尽力しました。

また、香川綾さんは管理栄養士の資格の創設にも関与し、栄養学の専門家たちがより信頼されるようになるきっかけになりました。

彼女の功績により、私たちの健康に関する知識が深まり、日々の食生活が改善されたと言えます。

大正時代、当時日本に蔓延していた脚気治療に貢献したいと強い信念をもち研究に尽力されます。その後、胚芽米にビタミンB1が多く含まれることを証明します。

このおかげで、脚気予防が推進されていくのです。

出典:https://www.eiyo.ac.jp/jissen/study/4gun.html

また、「5つの食品群」を唱え、200ccの計量カップ、15cc、5ccの計量スプーンを考案

されました。上記の栄養バランスの画像は学校などで誰しも目にしたことがあると思います。

今でこそ当たり前になっているものですが、香川さんが第一人者となって研究してくださったからこそ、こうして私たちはその恩恵をうけることができているのだと感じました。

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おわりに

いかがでしたでしょうか?
このような人生を送られた香川綾さんの人生には、女性としての生き方や暮らしのアイデアがあるかもしれません。

香川綾さんの人生を題材にしたドラマ・キッチン革命も楽しみですね。
興味が湧いた方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

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